ヤフオクやフリマサイトでSUV車の大型タイヤホイールを出品して梱包発送する方法

各フリマサイトシステム料金

さて、出品体験をご覧いただく前に各フリマサイトでは取られるシステム料がそれぞれ違ってくる。さらにオプションでいろいろと変わってくるがそこには触れず基本的な必要料金だけ比べてみる。

ラクマがズバ抜けて手数料が安いです。
なのでいつもは「ラクマ」を利用していたのですが今回は「オークションで競合を狙って」ヤフオクにも同時出品していたのですが、先にヤフオクの方で落札されましたのでヤフオクでの手順をご紹介します。他サイトでも大きく違ったところはありません。

ヤフオク出品

同時にラクマへも出品していましたが先に落札されたヤフオクの出品から発送までの手順をご紹介します。
今回の出品物は「RAYS A-LAP 07X 18インチ 9.0J」鍛造ホイールと「BFグッドリッジKO2 265/65R18」オールテレーンタイヤの4本セット

「RAYS純正ナット」

「センターキャップ」

のセットを出品しました。
2020年に新品で購入時は約40万。今回は30万で出品し落札されました。現在値上げされていて9.0Jのセットだと新品は50万近くになるのでかなりお得だと思います。

出品設定

出品はいたって簡単にできる。スマホからの出品が簡単だと思う。
実物の写真をできるだけたくさん撮って特徴を載せる。高額商品のため傷などあれば撮っておくと後々のトラブル回避にもなる。
購入時期や走行距離など事細かく書くと落札者側にもわかりやすく購入もしやすいと思う。
金額は他の同じ商品を出品しているものを見て決めるとよいでしょう。

送料はどうする？

今回出品したタイヤホイールは大物ということもあって送料がけっこうかかる。本当は送料込みとしたいところだが遠方の方が落札した場合とんでもない送料がかかるため今回は落札者負担の「着払い」とさせてもらった。
送料の項目でどこの配送業者を使うか入力しておくと落札者も計算しやすいと思う。
※ここで私はミスをしましたので後述します。

落札されたら

競合を期待しましたが30万で出品し、30万で落札されたのでオークションを楽しむ事はできませんでしたが売れたのでまぁOKでした。金額も大きいのでこれからは落札者さんを信じて商品の到着まで連絡を取り合いながら取引を完了させていきます。
結果、運良くとても丁寧な方が落札されお互いにとても気持ち良い取引ができました。

落札されてからの流れ

1. （yahoo簡単決済の場合）落札者から入金されます。
2. 落札者の送付先などの情報が提供されます。
3. メッセージで挨拶を済ませ大体の発送時期などを伝えます。
4. 商品を梱包します。
5. 運送会社に持ち込みor集荷してもらいます。
6. 落札者に発送連絡と（着払いの場合）送料などを伝えます。
7. 落札者から受け取り連絡をもらいお互いの評価をします。
8. yahooウォレットに入った売上金を指定口座に振り込みます。

といった流れになります。
ほとんどの人が悩むところは落札された商品の梱包〜発送だと思いますのでこの記事では①〜③は飛ばして④〜説明します。

商品の梱包

小さなものなら段ボールに詰め込んで発送できますが、今回は大きなタイヤとホイール当然ですがものすごく重いため2つ4つとまとめて運ぶ事ができないのでタイヤホイールを1本づつとナット類を段ボールに詰めて合計5つで発送する事になりました。

梱包に必要なもの

タイヤホイールの梱包に必要な物は「ホイールが傷つくのを防ぐ」段ボールの板（できれば丸く切り取る）とPPバンド、養生テープです。できれば最後にラップのようなビニールでぐるぐる巻きにした方がよさそうですがホイールがしっかり守られていればよいと集荷に来た運送屋さんが言っていました。段ボールは廃材があればそれをバラして利用すればいいと思いますが綺麗に作りたい人は板段ボールを用意すると良いでしょう。

タイヤを梱包する

ホイールの径より大きく切り取った丸い段ボールを両サイドから当ててPPバンドで固定します。輸送中にホイールを保護した段ボールがずれないようにPPバンドを養生テープで段ボールに貼り付けます。最後にハンドラップでぐるぐる巻きにすると一番いいのですがホイールの保護がしっかりできていれば大丈夫そうです。
センターキャップとナットは段ボールに梱包材で包んで詰め込みました。

商品の発送

荷造りができたらいよいよ発送です。事前に予定していた運送屋さんに連絡して集荷にきて貰いますがここで問題が発生しました。
ヤフオクの送料の欄に事前に表示し、想定していたのは「ヤマト運輸」でしたがヤマト運輸が運んでくれる最大サイズは「縦+横+奥=200cm以内」かつ重量が30kg以内でした。

寸法は事前に測って200cm以内だということがわかっていたのですがなんと重量が35kgで5kgオーバーだということが集荷してもらった後に発覚…そのまま自宅へ戻ってきました…。

30kg以上の荷物を送るには

落札者に連絡した発送日期限もギリギリになってきてどうしようかと調べていたら「飛脚ラージサイズ宅急便」というものを見つけました。佐川急便が提供するサービスで「3辺合計260cm以内、重量50kg以内」これならいける！

と思ったのですが注意事項に気になる文章が書いてありました。

ヤマト運輸さんが集荷に来た時はヤマトさんが1人で持ち上げられず一緒に手伝ったのでこれは…と思いつつも50kg以内にはだいぶ余裕があるし…と藁にも縋る思いで集荷依頼をしました。
集荷に来た佐川さんは私よりも小柄なお兄さん…大丈夫かな？と思いつつ「重いですけど持てますか？35kgです」と告げるとお兄さんはヒョイっと持ち上げ「よゆっすね！」と積み込んでくれました。助かった…。
着払い用の送り状を書き、佐川さんに送料を確認し荷物を持って行って貰いました。ラージ便になったので少し送料が上がってしまいましたが思ったほど上がらず1本につき1,000円増し程で済みました。因みに東海地方から中国地方までの送料は「35kgのタイヤホイール4本と段ボール1個で12,540円、タイヤ一本あたり約3,850円」でした。
佐川さんのHPでは分かりやすく料金シミュレーションができるようになっていました。

落札者さんへ連絡をする

無事に商品も引き取ってもらいホッと一息ですが到着を心待ちにしている落札者さんへ発送の連絡をします。と同時に「着払いの送料」と「追跡番号」を伝えます。
重量の関係で想定より送料が高くなってしまった事、それに伴い運送会社が変わった事も告げると落札者さんは快く承諾してくれました。本当にいい人でよかった…。

受け取り連絡をもらう

商品が落札者さんの元へ届いたのはそれから約1週間後でした。追跡番号で大体どのあたりにあるのか確認ができていましたが、現地の営業所でずっと止まっていたので心配しましたがどうやら「連日の大雪で配送できなかったと」落札者さんに教えて貰いました。普段ならもう少し早く到着すると思います。
こうして受け取り連絡をもらい、落札者さんは「思った以上に状態がよく大変満足です！」「梱包もバッチリ丁寧でした！」ととても喜んでもらいスッと肩の荷が降りて気分が晴れやかになりました。

落札者を評価

受け取りが完了すると落札者、出品者を評価することとなります「5段階評価」今回はお互いとてもスムーズに気持ちよくお取引できたということで、「とても良い」評価をつけて貰いました！当然こちらも「とても良い」落札者さんとして評価させていただきました。

売上金を口座に振り込み

全ての取引が終わると売上金がyahooウォレットに入ります。そこで売上金をどこに振り込むのか決めます。売上金をそのままPayPayチャージする、もしくはPayPay銀行に振り込んだ場合振り込み手数料なし。その他銀行に振り込んだ場合は振り込み手数料が100円かかります。

まとめ

今回はタイヤホイールという特殊な荷物、想定外の出来事があったりと大変な取引となりました。
ヤフオクは相手の方との信頼が必要「ヤフオクの闇」なんて言葉もよく聞きます。どんな人と取引ができるのかも運なんだなと実感したと同時に、こういった不安なく商品を売るにはやはり買取店という選択もありだなと改めて思いました。
ですが良い落札者さんのもとで大切にしていたタイヤホイールがまた活躍できると思うととても嬉しいです！