Z900RSみーも日記バイクライフ

立ちゴケして考え直す。短足運動音痴女子でもZ900RSに乗れるローダウンカスタム【サスペンション交換】

最近、暖かい日が続いていますがいかがお過ごしでしょうか。
今日は、以前ブログでも書いたZ900RS CAFEの足つき改善、第二弾をお話ししようと思います。
少しでも参考になれば幸いです。

miimo
miimo

身長159㎝、標準より5㎝ほど足が短めです。

学生時代は、ワースト3に入るくらいの運動音痴。

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さらなる足つき改善をしようと決意した日

以前のブログでご紹介した足つき改善により、Z900RS CAFEで晴れてCAFEオーナーになることができました。
バイクにも慣れてきた頃、私は、さらなる足つき改善が必要となる事件を起こしました。

ツーリング中の事件

2022年6月、まーさんガレージさんが主催する第1回名古屋モーターサイクルショー打ち上げツーリングで私は立ちごけしてしまいました。
バイクに跨り体重をかけた瞬間にサイドスタンドがつっかえ棒となって、右側に車体が傾き立て直すことができず転倒!幸い車体右側に数箇所の傷とミラーが破損の破損で済みましたが、ミラー根本が折れ走行不能にまでなりましたが、同行してくれていたメンバーがその場で修理をしてくれて、無事にツーリングを再開することができました。本当に感謝感謝です。
たまたま私が倒れた方向に人がおらず単独だったこと、怪我もなく無傷だったこと、バイクを修理できる方が助けてくれたこと、励ましてくれる仲間がいてくれたこと、本当に幸運でした。
有難いと思うと同時に、迷惑をかけてしまったこと、そして身体に合ったバイクにしないと第三者を巻き込んでしまう事故を起こし兼ねないと思い、更なる足つき改善に向けて動き出すことを決めました。

立ちごけの原因と改善点を認識する

私は、自分も周りの人も守りたい(立ちごけによる巻き込み事故防止)、愛車も守りたいと思い、転倒原因を考えました。

  1. 運転技術不足
    →運転技術向上が必要
  2.  車高を低くするためのローダウンリンクによる副作用で思った以上に乗車時に車体が沈む
    →ローダウンリンクを見直す
  3. ローダウン仕様と現在ショートスタンドが合っていない
    →ショートスタンドをさらにカット!

技術向上に関しては、ライディングスクールで基礎から学ぶこことが良いかと思いました。正直、ライディングスクールに行くにも今のままのバイクに乗ることが怖い。
自分が思う以上に、立ちごけのショックとトラウマは大きかったようです。
そこで、ローダウンリンクを見直すショートスタンドをさらにカットする。を実行しようと考えました。

miimo
miimo

技術向上に関して意欲がないと思われるかもしれないけど•••できる範囲で安全はお金で買うよ!
運動音痴はどこまで行っても運動音痴だよ!

 

サスペンションスプリングを知る

主人であるMUからは減衰力を元に戻すことを提案されました。私は、バイクが沈み込まず足つきが悪くなることに恐怖感があり、首を縦に振ることができませんでした。
次に、加工したシートをさらに加工する、もしくは違うシートに交換することも検討しましたが、乗り心地が悪くなるため断りました。そして、MUからの最後の提案は、サスペンションスプリングの交換*でした。
*以後、サスペンションと表記します。

サスペンションのメリットを知る

私は、サスペンションがどのパーツを指すか分からないため、MUから説明を受けました。

①サスペンションとはバイクのバネの部分である

②バネを交換した場合、1㎝〜3㎝ほどローダウンが可能

バネの沈み込みもあり、足つきの改善に期待ができること。現在はローダウンリンクにより4㎝車高を低くしているが、サスペンションによるローダウンは2㎝の下げ幅で十分に効果を発揮するため乗降時の揺れ・バイク転倒防止に期待ができること。(減衰力を元に戻した時と同じ効果が得られる!)

④より良いスプリングで乗り心地にも期待できる

路面からの衝撃を緩和でき、より快適にツーリングできること。
サスペンション交換をすると良いこと尽くしですね!

サスペンションのデメリットを知る

当然いいことばかりではなくデメリットだってそれなりにあります。

①コストがかかる

サスペンション代金、交換工賃、車両全体のバランス調整にかかる工賃が必要となります。ローダウンリンクは、7,000円前後から用意ができますが、サスペンションは数倍以上かかります。ここに交換工賃、車両全体のバランス調整の工賃が必要となります。

②バイクのバランスが崩れる恐れがある

バイクには、フロントとリアにサスペンションがあり、サスペンション交換した場合、車両全体のバランスを見る必要があるそうです。もし怠りバランスが崩れ、リア部分が沈み込みフロントが浮き気味になってしまったら•••もしかしたら高速走行では地面との接地感が薄れて安定性を欠くことになるかも知れないですよね。もちろん前後どちらかのみ交換することもあるかと思います。信頼のおけるバイク屋さん等で、バランス調整についてお話を伺うのも良いかも知れないですね。

カスタムは、メリット・デメリットを比較検討し、納得することが大切だと実感しました。

HYPER PROというローダウンスプリングの存在

主人の愛車GSX-S1000GTに装着していたACTIVさんが国内唯一の正規代理店を務めるHYPER PROのサスペンション(ローダウンモデル)の乗り心地がいいことがわかっていたため私のZ900RSもそれにしよう!と『ハイパープロコンビKIT(フロント+リアスプリング)ー20㎜ローダウン』を選びました。
コンスタントライジングレートというサスペンションの動きに追従してバネレートが常に変化する柔らかすぎず硬すぎない状態を維持し続けるため疲労の軽減にもなるとのこと。

  1. 周りのバイク乗りの方達も愛用しており、商品とお店への信頼が厚いこと。(信頼は大切!地元企業を応援したい!)
  2. サスペンションの紫色がZ900RS CAFEのファントムブルーに合うこと。(見た目も大切!)
  3. 他ブランドに比べて手が届きやすい価格であること。

バイクが直立して立っている件についても、同じくしゃぼん玉本店さんにて、ショートスタンドをさらに短く切ってもうことで改善することにしました。

ハイパープロコンビKIT(フロント+リアスプリング)+-2cmのローダウンリンク+交換工賃+バランス調整+ショートスタンドカット総額=約14万円ほどでした。

(NEW)Z900RS CAFEが誕生!

サスペンション交換やバランス調整のため、約2週間ほどお店にバイクを預け完成の日を待ちました。
とても人気のある商品のためツーリングの予定なども考慮して、余裕のある日程が良いと思います。

ローダウンリンクの見直し

今回はさらに-4cmローダウンしていたローダウンリンクを-2cmのものに変更しました。その理由はリンクで-4cmも無理やり落としていたために乗り心地がフニャフニャとものすごく悪くコーナー安定性や凹凸でのふわふわ感がとても疲れたためです。
本来なら±0の純正に戻すべきですが足つきのことも考えて-2cmにしました。

サスペンション交換による変化

まず一眼見た瞬間、紫のバネになった!かっこいい!と思いました。そしてバイク乗りが絶賛するHYPER PROは、見た目だけではなく、実用性も素晴らしいと感じました。
素人バイク女子の素直な感想はこちら!

①足つきが良くなった

足つきは、サスペンション交換前と比べ、さらに1㎝〜2㎝下がったと感じました。母指球(親指の付け根の膨らみ)までしっかりと地面を踏めるようになり、停車時の安定性が良くなったことから安心感が増しました!2㎝ローダウンのサスペンションでもバネレートが沈み込むことで、ローダウンリンクで4㎝調整していた頃より車高が下がった感覚です。足元の不安を少しでも解消したい私には、とても嬉しい出来事でした。

②地面の振動を拾わなくなった(路面の衝撃緩和)

足つき改善を目的に減衰力を最弱にしていたため、路面の小さな障害物(マンホールの蓋や小さな段差)でもフワッと浮く感覚がありました。
HYPERPROのサスペンションは、スプリングの巻き方に特徴があり、柔らかく沈み込む一方でしっかりと車体を支える効果もあるそうです。

また、サスペンション交換時に減衰力もスプリングに見合った調整にしてもらいフワッと浮く感覚が少なくなり、とても安定感のあるしっかりとした走り心地になりました。
*コンスタントライジングレートを持つサスペンションは、サスペンションの動きに追従してバネレートが常に変化するそうです。詳しくは、公式HPをご覧ください!

高負荷のコーナリングや急ブレーキにも踏ん張れるよ!ハイパープロ本拠地のオランダでは、救急バイク全車にハイパープロのスプリングが装着されているみたい!

③コーナーが楽しくなった

フロントとリアのコンビキットにより、バイク本体のバランスの改善をすることができました。フロントサスペンション交換の際には、フロント部分をバラし装着したことによりCAFE本来のスタイルに戻すことができました。以前より前傾での乗車姿勢となりましたが、不思議と怖くない!タイヤがしっかりとグリップする感覚があり、信号での右左折はもちろんコーナーも曲がりやすくなったと感じました。今年もビーナスラインに走りに行きたいな!

④高速性能が安定した

サスペンション交換後すぐに高速道路を走る機会がありました。
走った感想は、とても楽!快適!でした。
サスペンション交換とバイクのバランス調整により、地面にピッタリとくっつく感覚が増し、より安定した高速走行を実現させているのかも知れません。サスペンション交換前は、路面の振動を拾い少しふわふわとした走りをしていたようですが、比較対象車が、REBEL250とセロー250のため、私は大型バイクの高速走行にとても満足していました。しかし、元々大型バイク乗りの主人からは、納車時から改善点として挙がっており、今回のサスペンション交換で改善されて良かったと思いました。

ショートスタンドを更にショートに

そして最後に、ショートスタンドをさらにカットした結果、こちらもZ900RS CAFE本来の傾斜に戻すことができました。写真で見ると差は一目瞭然ですね!

車重200k超えのバイク起こしに苦労するかと思いましたが、足つきが改善されたため以前と変わることなく楽に起こすことができました!サスペンション交換と減衰力調整の効果により、乗車時に右側にリバウンドするように跳ねる感覚も解消されたように感じました。もちろん停車位置の路面状況の確認は必須ですが、傾斜が元に戻ったことでより安心してバイクに乗り降りできるようになりました。

ローダウンカスタムまとめ

以上がZ900RS CAFE納車時からの足つき改善のカスタムでした。まとめるとこちら!

①シート加工(-20mm)
②ハイパープロコンビKIT(フロント+リアスプリング)-20mm
+-20mmローダウンリンク
③厚底ブーツを履く(ファルコン)
④ショートスタンド⇨さらに短くカット

納車時にバイクショップで施工してもらったカスタムでも十分満足していましたが、立ちごけしてしまったことをきっかけにさらなる改善をしました。
楽しく安全にバイクに乗りたいと思う気持ちは、免許取得時からさに強くなっているかも知れません。
知らなかったことも少しずつ知り、バイクの楽しさも怖さも感じたからかな。

どんどん暖かくなってツーリングが楽しくなる季節!
安全にバイクライフを楽しみましょうね😊
では、またね!

miimo

 

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