GSX-S1000GTバイクライフ

SUZUKI GSX-S1000GT 高速道路走行を快適にするための装備をレビュー

SUZUKIのスポーツツアラーGSXS1000GTはロングツーリングを快適にする装備が満載です。
今回は、高速道路走行を快適にする装備「クイックシフター」「ウインドスクリーン」「クルーズコントロール」についてレビューします。
尚、この記事はYouTubeでも公開されていますので併せてご覧ください。

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双方向クイックシフター

クイックシフターとは、クラッチ操作をする事なくシフトチェンジが行える装備です。
GSX-S1000GTにはシフトアップ、シフトダウンの双方に対応したクイックシフターが装備されています。
長時間のツーリングだと、かなりのクラッチ操作を強いられるため、少しでもクラッチ操作を減らせるクイックシフターは疲労軽減に大きく貢献します。

シフトアップ

シフトアップをするにはアクセルを開けたままシフトチェンジを行います。
1速から2速に上げる際は若干の衝撃があるものの、2速から上のチェンジ時にはほぼショックもなくとてもスムーズにシフトチェンジが行えます。
シフトを繋ぐ時間もほぼないため人間の操作よりも滑らかです。

シフトダウン

シフトダウンを行うにはアクセルを戻した状態でシフトチェンジを行います。
高速走行時にも速度を落としたりする事なくシフトダウンするだけで車体側が回転数を合わせてくれてバックトルクを抑えてくれル貯め、ほぼショックもなくシフトダウンできます。スリーパークラッチもよく効いているのだと思う。
電子制御が優秀すぎて快適そのものです。

少し入りが悪い

入りが悪いというか、硬いといった感じ。自分でクラッチ操作をしながらシフトチェンジを行う時と明らかにシフトを入れる時に力が必要。
慣らし運転が終わる頃にはもう少し柔らかく入るようになっているのだろうか。

クルーズコントロールシステム

スロットルを操作せずに設定速度を維持できる機能。
2速以上で30km/h ~の速度設定が可能で、これにより、長距離を走る際に右手を休めさせる事ができるため疲労軽減に大きく貢献できる。

操作方法

右手側のクルーズコントロールスイッチを押すと、ディスプレイにメーターマークが表示される。

その状態で左ハンドルスイッチ(-)を押すと現在の速度がセットされ速度を保って走行できる。(+/−)を使って簡単に速度の調整が可能。

動画内では設定速度が出ないと思っていたが、セットした速度をキャンセルした後、前回セットした速度に戻すレジューム機能もあったようです。

クルーズコントロール解除

クルーズコントロールを解除するには、いくつもの方法がある。
  1. ブレーキをかける
  2. クラッチを握る
  3. シフトチェンジをする
  4. スロットルを全閉から更にグイッと数ミリ回す
  5. クルーズコントロールスイッチを再度押す

など。

クルーズコントロール使用感

使ってみた感想は、初めて使った時は怖かった。自分の操作でなくバイクが進んで行くのは違和感がある。しかし、ツーリングから帰ってくる頃には慣れて疲れた体の、高速道路走行においてかなり助かる機能だった。
注意しないといけないのは、車では当たり前の「オートクルーズコントロール」ではないこと。
レーダーで前車を感知して車間を保ってくれる訳ではないので、前車の速度が遅いと追突してしまうぞ!

ウインドスクリーン

ツーリングでの高い防風性能とGSX-S1000GTのスタイリングに合ったデザインを両立。左右側面に沿って導入されたウインドディフレクターにより、ライダーの上半身に当たる風をコントロール。高速走行時の風圧や寒冷時の風、雨などによるライダーの負担を軽減。(スズキHPより引用)
だが、実際は…

ヘルメット上部に当たる風が凄い

筆者の身長163cmだとちょうど目から上にかけてものすごい風圧を感じる。
スクリーンの傾斜で威力を増した風圧がオデコ辺りに直撃してなかなかしんどい。
純正のハイスクリーンはなかなかのお値段だが噂によると、効果も薄いようだ。
筆者より身長の高いライダーがほとんどだろうから、そういった方は更に防風に悩まされると思う。
サードパーティーからカスタム品が出る事を期待したい。

サイドカウルが優秀

ウインドスクリーンが残念だったが、サイドカウルの風導がなかなか優秀で、脚に当たる風がとても軽減されている感じだった。

今回の初高速道路走行で感じたことは、総じて満足だった。
クルーズコントロール、クイックシフター、無理のないライディングポジション、お尻も痛くならないシート。
ロングツーリングがとても快適になったのではないだろうか!

コメント

  1. ANDY より:

    おお! MUさんBlog発見!

    クルコンの「アクセルを押し込む」って動作が想像できなかったので気になりますw

    • Mu Mu より:

      ヒェー!ANDYさん!
      言い方間違ってるかも?スロットルを全閉から更にグイッと数ミリ回す事ができるんです!
      Kawasaki車もこんな感じで数ミリ回せて回転数も落ちますが、GTはクルコン切るようだと思います!

  2. ANDY より:

    なるほど! 理解できました!!

    ゴールドウィングのクルコンも同じようなキャンセル方法ですね♪

    他社のクルコン使った事ないので気になってます☆

    • Mu Mu より:

      ありがとうございます!
      説明文さっきのやつに差し替えておきますw
      他社のレビューも見てみたいです♪

  3. リターンじいさん より:

    youtubeも時々見ています。私は65歳のリターンライダー。GSX-S1000GTに乗り始めました。
    昔はこんな「電子制御」などというものがなかったので、便利すぎてびっくりです。
    「ハイスクリーン」の効果がない、というのが残念です。

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